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<11>源氏物語 巻六 瀬戸内寂聴訳 [無謀なる365冊]

源氏物語6函表.jpg
やりましたね(やってない)。読み始めて少なくとも3年目に入っている源氏物語。はじめて展開がよくわかり自動的に頁がめくれる「若菜」上、下でありました。「折口信夫氏も「源氏は若菜から読めばいい」とまで云われている。」(『源氏のしおり』瀬戸内寂聴)らしい。なるほど、はじめて面白いと感じた巻でした。おかげで巻末の「系図」と照らし合わせ各人物もかなり把握出来て来た。(まだまだ)
(この巻の源氏年齢の)39才〜47才と云うとイケイケの営業から黄昏の下り坂になってゆくわたしと、源氏は見事にダブるのだ(ダブらない)。

「それにしても、恋文などはこうまではっきり露骨に書いていいものか。せっかく、あれほどの立派な男が、よくもこんな手紙を不用意に書いたものだ。万一、落としたりして人目に触れることがあってはと要心して、昔、自分の若い頃などは、こんなふうにこまごまと書きたい時でも、文章を出来るだけ簡略にして、ぼんやりと書きまぎらしたものだった。そういう要心深い細心な気くばりは、なかなか出来難いことだったのだなあ」

この「ことだったのだなあ」と云う感情(ニュアンス)がよくわからなく古典っぽくて良い。さておいて、こんなふうに思う源氏はわたしとますますダブる(ダブらない)。

さあ第七巻。。

源氏物語6若菜上(石踊達哉).jpg
装画/石踊達哉「若菜上」
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